リモートワークが始まってしばらくたち、リモートワーク自体には慣れてきたと思いますが起きて
通勤のないままデスクに座って仕事をする、このような生活スタイルになっているのではないでしょうか?
リモートワークでは仕方のないことだと思いますが、 座って仕事をするだけでも
会社でも家でも肉体的な疲労は起こります。
今回は、いかに椅子に座っての作業を快適にしていくかに焦点を当てていきたいと思います。
①30分~1時間に一回、立って運動する。
一回座ったら、数時間同じ姿勢のままで座り続けるのは危険です。長時間同じ姿勢の状態で経過すると、
*体内に疲労物質が溜まり、疲れが悪化。
*全身の循環が悪くなり、様々な病気を引き起こす原因になる。
*エコノミー症候群を起こす可能性が増える。
リモートワークは、会社で仕事をしていたときと同じように、家で座って仕事をすることになるのですが
座ることが問題なのではなく、座り過ぎが問題です。
長時間、同じ姿勢で座っていると、血液やリンパの流れが滞り、本来動くことによって
体外に排泄されるものが体内に停滞し、身体に悪影響を及ぼします。
その排泄されるべき物質が、体内に残ってしまうことこそが
疲労物質であり、それが疲労を高め私達に「疲れた」と認識させるのです。
本来、人間は心臓からのポンプ作用で体の隅々まで血液を循環し足の筋肉を動かすことによって
血液をまた心臓に戻すと言う動作を繰り返します。
従って、足を動かさないと血液やリンパ液は停滞し流れが悪くなり、足や体内に残ってしまいます。
その循環を効率よく働かせるためには、足の運動が大事です。
座ったままにするのではなく、30分~1時間に一回程度は立って足の運動や
肩甲骨を動かす運動を数分間しましょう。ラジオ体操も効果的です。
家で出来る、簡単だけど効果的な足の運動
②水分をこまめに取る。水分制限がある病気を持っている場合の除く。
長時間同じ姿勢のままでいると、血液の流れが悪くなり血管の中に血栓が作られ、
痛みや腫れが生じることがあります。深部静脈血栓症と言われ、その血栓がはがれ、肺の血管につまると
胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状をおこします。
肺塞栓症は、程度が重いと死亡する可能性もある重大な病気です。
エコノミークラス症候群とも呼ばれますが、ビジネスクラスやファーストクラスでも起き
また、その他の交通機関でも長時間同じ姿勢をとった場合に起きる可能性があります。
原因は動かないことによる循環悪化なのですが、それには水分摂取が大切です。
リモートワークでも、長時間座りっぱなしになると同様にエコノミー症候群が起きます。
水分の制限がある腎臓病や心臓病のお持ちの方は、沢山水分が取れないので
氷を舐めるように代用し、デスクにはいつでも水分が取れるように用意しておきましょう。
そして、足の運動もお忘れなく。
また、休憩時に目をホットパックで休ませるのも効果的です。
③ランバーサポートを使う
ランバーサポートが付属していないイスを使っている場合は、ランバーサポートを是非使いましょう。
別のブログで書いた通り、姿勢を正しく座るイスの座り方では腰痛、肩こり予防になることはもちろん
内臓や筋膜にも良い影響を与えます。
背骨が猫背のように湾曲した状態では、内臓も働きが滞り、循環も悪くなるために
消化器系や循環器系にも悪影響を及ぼします。なんとなく体調が悪いと感じている人は
姿勢が悪かったりします。
正しい姿勢で仕事をするためにも、ランバーサポートは是非使いましょう。
まとめ
在宅で椅子に座っての作業を快適に方法を提案してきました。
イスに座って仕事をするのは、疲れるものです。そこをより快適に仕事をしてもらうためには
座る姿勢や、マットやクッションイスをどうにか頑張って工夫しても
長時間同じ姿勢で座り続けるのは困難で、身体に負荷をかけてしまいます。
そこで、後々身体への負担が蓄積して病気になりにくくするためには?
イスに座って作業を快適にする方法
①30分~1時間に一回、立って運動する。
循環を良くして、疲労物質や不要な物質を外へ排泄する工夫として
立って足の運動をしましょう。特に、ふくらはぎの伸縮運動をしましょう。
②水分をこまめに取る。
循環をよくして血栓を防ぐために、こまめに水分を取りましょう。ただし、水分制限のある人は
量に注意して水分を取りましょう。
③ランバーサポートを使う
ランバーサポートを上手に使用し、背筋を伸ばして良い姿勢を保ち作業を行いましょう。
ランバーサポートが付属していないイスを使う場合は、姿勢をただしく保つため
疲労感も軽減してくれるランバーサポートを使いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログでは、在宅でリモートワークなどで仕事をしている人を応援しています。
在宅生活が快適に過ごせるように情報を提案していきます。
仕事頑張ってください。
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