リモートワークになってから3年近く経ちましたね。
今までにない経験でしたから、リモートワークになって問題も指摘されるようになってきました。
それまで駅まで歩いたり、会社の中でも動くこともあり
また出張がある方もいたでしょう。
それが極端に無くなって動かなくなりましたよね。
今まで活動的に動いていた人が急に動かなくなると
循環器系や内臓系、はたまた精神的にも影響が出てきます。
なぜ影響が出てくるのか、シェアしていきたいと思います。
解消方法については、次回の記事でお話しますね。
なぜリモートワークで運動不足になるのか?
今までの生活のルーティンは、朝家から会社に通勤することから始まります。
まず家から徒歩で駅に向かうか、バス停まで徒歩、その後駅まで徒歩
あるいは駅まで自転車で行き、階段の昇降、駅通路、乗り換えまでの徒歩
会社の中でも、移動しなければいけないですし
営業職ともなれば、かなり歩くことになっていました。
こういった何気ない日常の風景がガラリと変わってしまいました。
仕事にもよりますが、少なくとも会社まで通勤するために
移動手段を使ったとしても、歩くことは日常的に考えもせずに行っていました。
私たちはこれで結構運動をしていたのです。
今はどうでしょうか?
通勤することも無くなり、仕事中はずっと家にいて動くこともなくなりました。
スポーツジムに通っている人は別ですが
急に動くことがなくなってしまいました。
リモートワークになってからは、歩くことも身体を動かすこともなくなりました。
運動不足が身体に及ぼすリスク
人間は仕事をしてお金を手に入れ、食料や欲しい物を購入しにいきます。
これがごく当たり前の行動ですが、最近は動かなくてもお金が手に入ります。
でも、動かなくてもお金が入ることもいいことばかりではありません。
筋肉を動かさないと血液やリンパ液の循環が悪くなり
身体隅々まで栄養が行き渡らなくなり機能低下が起こってきます。
機能低下が起こるということは、機能力がうまく機能しなくなり
正常の働きができなくなるのです。
またリンパ液が滞って免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。
さらに、脳にも栄養が届きにくくなり腸の機能低下もみられて
精神的に不安定になります。
そして一番の問題は、体重の増加による生還習慣病のリスクが増加することです。
それでは、箇所ごとの影響について見ていきましょう。
筋力低下
筋力低下が顕著に見られるのは足です。
足は筋肉を動かすことによって、血液を心臓に戻す役割りも持っています。
今まで私たちは日常生活の中で、歩数が少ないとは言われていましたが
ある程度、歩いたり立ったり座ったりを繰り返し足の筋肉を使って生活してきました。
今では、通勤もなくなり駅まで歩くこともなくなり
しょっちゅう買い物にも出かけなくなり活動量は激減しました。
活発に体内を血液を循環させるためには、足の筋肉を動かすことが大切です。
生活習慣病になりやすい
リモートワークで活動量が激減して最初に気がつくことは体重の増加ではないでしょうか?
家で作業をするに当たり、食事量は恐らく減らしていることはないでしょう。
家にいることで、間食することもあるでしょう。
そうすると、食事量は今までと変わらない、間食をすることが増える
この結果は考えなくてもわかりますね。
活動量が減っているのに食事量は同じで間食している分当然体重は増えます。
体重が増えて活動量が減ることは、生活習慣病にかかりやすくなるということです。
生活習慣病とは、
厚生労働省の資料によると、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、
その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。
おもな生活習慣病の種類は、
- がん
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 糖尿病
- 高血圧性疾患
- 肝硬変
- 慢性腎不全
となっています。
結局は、生活に関わる私達の生活の中で不適切とされる生活習慣です。
この生活習慣病は、予防できるものが多く
体重増加を防ぐ、活動低下を抑え運動するなどで予防が可能です。
また各自治体が行っている特定健診でも、早期に生活習慣病を発見できることもあります。
精神的リスク
リモートワークで一番多い精神症状は、うつ病です。
うつ病の具体的な原因はまだ解明されていません。
なぜうつ病になってしまうのでしょうか?
原因として
① コミュニケーションを急に取れなくなった。
今まではすぐそばに同僚や上司がいて、わからないことがあっても相談できていました。
現在は、 質問をしずらい、体調が悪くても気づいてもらえないなど
孤独感があったりするのが原因と考えられています。
② 運動不足になっている。
運動不足でうつ病を引き起こすことがあります。
免疫力が低下することや、腸の活動低下でも起こることが報告されています。
③ 生活リズムが乱れやすくなっている。
今までは会社に行く時間が決まってたので、規則正しい生活を送っていました。
今は、勤務時間があってないような状態です。
自宅にいると仕事とプライベートとの境界が曖昧になり
気持ちの切り替えが難しくなります。
しかも自宅では誘惑が多く、仕事に集中しにくいという欠点もあります。
そのため、長時間労働になったりして心身の不調を訴えることも多くなります.
データによるリモートワーク運動不足
株式会社アジャイルウエアによると、7割以上がリモートワークになってから運動不足になったと
実感してるそうです。
なぜ運動不足と感じるか?
- 服のフィット感がきつく感じられるようになってきた。
- 殆ど歩かなくなってきた。
- 外出する機会がとても減った。
- 少し身体を動かすと息切れするようになった。等
リモートワークになって身体の不調が増えたことは、
目の疲れや肩こり、首のこり、疲れすくなった、腰痛など
座り続けるために起こる不調ですよね。
運動不足を感じる時、運動する機会は?
週1~2回が30%弱
殆どしないが約23%
ほぼ毎日が約17% だそうです。
そして約7割の人が運動習慣を十分でないと感じているそうです。
運動することが以下に大事かと皆さん感じているようです。
次回は運動不足を解消するための提案を行いたいと思います。
まとめ
リモートワークになって身体を動かす機会が激減したことによるリスクについて話してきました。
皆さんは何となく運動不足による弊害を理解していると思います。
少しリスクについて理解ができたかなと思います。
ここでまとめてみましょう。
① 身体を動かなさいことにより、筋肉の動きが減り血液の循環が悪くなり
栄養が運ばれないことによって筋肉や臓器の機能低下を起こす。
また、筋肉を動かないことにより筋力低下が起こる。
② 生活習慣病になりやすくなる。
③ 精神的に鬱になりやすくなる。
今まで普通にしていた生活活動が激変してしまった今、
今までと同じようにしていたのでは今後の人生の設計も変わってしまいます。
社会の変化を受け入れ、柔軟な思考で生活してきましょう。
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